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Talk to Sales小さなコラム その29
令和2年 9月 長月
なかつき
みちくさ いたずら こどものじかん
新山 裕之
しょしょ
処暑(23日)… 暑さがようやく収まり、2学期が始まります …
処とは収まるという意味だそうです。暑さが峠を越えて、朝晩は少し涼しい風が吹く季節です。セミもミンミンゼミやアブラゼミの他にツクツクボウシも鳴き、朝晩はいろいろなコオロギたちが鳴き始めています。今年は、そんな8月のうちに2学期が始まりました。
<天地始粛 てんちはじめてさむし 8月28日~9月1日>
処暑の次候は「天地始粛」です。朝晩は少し涼しくなって、道端の草むらからは、かわいいコオロギたちの鳴き声が聞こえるようになりました。
<ヒマワリの引っ越しの理由は>
裏庭のヒマワリは、園庭のプランターより大きく育ち、道行く方々も楽しみに見ていてくださいました。それが急になくなって、心配された方もいたかもしれません。実は、大きく咲いたヒマワリをぜひ描きたいという子どもたちのリクエストに応えて、担任たちがプランターに移植して、子どもたちがそばで見られるようにしたという訳です。
<よく見るといういろいろな発見と感動が>
よく見て描いてみようという指導を受けて、花だけでなく、茎に産毛のようなものがたくさん生えていることを発見した子は、「俺たちにも毛が生えてるからね」とおもしろがって、その後、茎の産毛も丁寧に描いていました。一番大きかったヒマワリの花は、移植の際に折れてしまって残念でしたが、近くでじっくりと見ながら描くことができました。
<身近な竹で作った特製の筆で興味もアップ>
まず、担任たちが園庭の若竹を斜めに切って手作りした特製の筆で、見て感じた思いを画用紙に表現していきます。のびのびと表現できるようにするための教材研究の賜物です。味のあるタッチが子どもにとっても心地良く、大きな紙に思い思いに印象に残った感動を表現していきました。色は固形絵の具を使い、本当の筆を水で湿らせてパレット上で色を作り出し、気に入った色を塗っていきました。
<織物のような取り組み>
何より子どもたちが自分たちで育てて、生長を見守ってきたからこそ、どの子も絵心をくすぐられ、安心して、のびのびと絵を描くことを楽しんでいるのです。幼稚園の教育とは、このような日々の遊びや生活での出来事を縦糸と横糸にして織り上げていく、織物のようなものなのです。
ヒマワリの移転届けも貼り出しました
近くで見たことで茎の産毛も発見しました
園庭の竹で作った筆は担任たちが
いくつも教材研究をした末の特製品
大きさや力強さに心を動かされた様子です
も実物の色が絵の具の色とは違うことに
気付き、パレットで色を混ぜて調整して
納得する色を作って描いていました