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Talk to Sales頻脈性不整脈の治療について
釧路孝仁会記念病院 循環器内科 山本均美
頻脈性不整脈に対する非薬物療法として、当院ではH20年5月から経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション:CA)を行っており、札幌医科大学の協力を得ながらH23年12月までで165件の治療を行ってきました。
CAの治療適応となる不整脈としては、発作性上室性頻拍症、心房粗動は特に良い適応であり、治療成功率はいずれも95%以上となります。また発作性心房細動に対するCAとして当院では拡大肺静脈隔離術を行っており、薬物抵抗性や自覚症状の強い方に対し広く行い、症例は年々増加傾向にあります。その他の不整脈としては、心房頻拍や心室性期外収縮、心室頻拍に対するCAも行っており、心房細動を含めたこれらの不整脈治療に際しては、実際にカテーテルを用いて心臓の構造を3D画像に構築して行う、3D mapping system (Ensite®) を使用して治療を行っています。このmapping systemを用いる事によって、心臓内部の複雑な構造の中で正確にカテーテル操作を行う事が可能であり、安全性がより高まると共に、複雑な頻拍回路を有する不整脈の解析、治療が可能となっています。
また、薬物療法のみでは治療が困難である致死性不整脈に対しての植込み型除細動器(ICD)の植込みもH22年5月から可能となりました。重症心不全患者に対する除細動機能付き両心室ペースメーカー(CRT-D)植込みも同時に行っており、これまで22例に対し植込み手術を行っております。
頻脈性不整脈については患者様の自覚症状も強く、薬物療法に難渋する症例を多く経験します。しかしCAにより根治が望める疾患でもありますので、お気軽にご相談頂けると幸いです。宜しくお願い申し上げます。
脳卒中地域連携パスネット講演会報告
社会医療法人孝仁会 地域連携部 高柳由佳
北海道病院協会釧路支部主催で「脳卒中の予防と再発防止に向けて」と題し、脳卒中地域連携パスネット講演会が平成23年11月25日(金)、釧路市生涯学習センター多目的ホールで開催されました。
講演は中村記念病院脳神経外科 中川原譲二先生による「脳卒中再発予防と循環型地域連携」と札幌医科大学神経内科 齊藤正樹先生による「脳卒中あんしん連携ノートを活用する」の2演題でした。
北海道各地で脳卒中連携パスが導入されています。脳卒中連携パスは主に医療・介護機関の連携のためのツールですが、脳卒中あんしん連携ノートは患者様・ご家族様が携帯して自分の病気の理解や再発防止への取り組みを医療機関と連携して行っていくものであります。現在は試行期間ですが、今後北海道で本格的な導入を予定しているとのお話でした。また北海道地域連携クリティカルパス運営協議会から宝金清博先生のお話があり、脳卒中あんしん連携ノートの活用の意義について述べられていました。
今回は医療・介護施設はもとより市民の関心もあり、196名の参加があり盛会の内に終了しました。