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食衛誌 Vol. 47, No. 2

被験物質投与液を 20 mL/kg の投与容量で投与するとき、被験物質濃度が投与用量となるよう調製した。

最高投与用量は、「遺伝毒性試験ガイドライン」で指定されている 2,000 mg/kg とし、以下公比 2 で 3 用量設定した。陽性対照には、MMC を用いた。

被験物質投与液を 1 日 1 回 2 日間強制経口投与し、最終投与 24 時間後に生存している動物を炭酸ガス吸入法で安楽死させた後、大腿骨を摘出し、ウシ胎児血清を用いて骨髄細胞を洗い出した。採取した骨髄細胞を遠心分離し、骨髄塗抹標本を作製した。骨髄塗抹標本は、メタノールで固定した後、アクリジン・オレンジ溶液で染色し、標本観察に供した。

標本の観察は盲検法で行い、1 動物につき 2 枚の標本を用い、1 標本当たり全赤血球 500 個中の幼若赤血球 (PCE) および成熟赤血球 (NCE) と PCE 1,000 個中の小核を有する PCE (MNPCE) を数えた。すなわち、1 動物当たり全赤血球 1,000 個中の PCE と PCE 2,000 個中の MNPCE を数えた。標本の観察結果については、各動物ごとに、全赤血球 (PCE+NCE) 中の PCE の比率 (PCE%) および PCE 中の MNPCE の比率 (MNPCE%) を求めた後、群ごとに集計し、平均値および標準偏差を求めた。PCE% については、陰性対照群 (0.5% MC 水溶液) と各被験物質投与群の 2 群間で等分散の検定を行った後、分散が等しい場合には Student の t 検定を、分散が等しくない場合は Welch の検定を行った。有意水準は等分散の検定で両側 5% とし、Student の t 検定および Welch の検定で片側 1% とした。MNPCE% については、陰性対照群 (0.5% MC 水溶液) と各被験物質投与群の 2 群間で条件付 2 項検定 (Kastenbaum and Bowman による検定 12) )

を用いて検定を行った。

結果および考察

1. ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験

短時間処理法による結果を Table 1 に示した。

陰性対照における構造異常を有する細胞の出現率は、-S9 処理および +S9 処理ともに 1.0% であった。また、倍数性異常を有する細胞の出現率は、-S9 処理および +S9 処理ともに 0.0% であった。陽性対照の MMC および B[a]P を処理した細胞では、染色分体型の切断および交換の異常が多数観察され、その出現率は 65.5% および 35.0% と陰性対照と比べて顕著な増加を示した。

GPCR を処理した細胞では、構造異常を有する細胞の出現率が、-S9 処理で 0.5~1.0%、+S9 処理で 0.0~1.5% となり、陰性対照と比較して有意な増加を示さなかった。また、倍数性異常を有する細胞の出現率は、-S9 処理および +S9 処理ともに 0.0% であり、陰性対照と比較して有意な増加を示さなかった。

連続処理法による結果を Table 2 に示した。

陰性対照における構造異常を有する細胞の出現率は、1.0% であった。また、倍数性異常を有する細胞の出現率は、0.0% であった。陽性対照の MMC を処理した細胞では、染色分体型の切断および交換の異常が多数観察され、その出現率は 47.0% と陰性対照と比べて顕著な増加を示した。

GPCR を処理した細胞では、構造異常を有する細胞の出現率が、0.0~1.0% となり、陰性対照と比較して有意な増加を示さなかった。また、倍数性異常を有する細胞の出現率は、0.0% であり、陰性対照と比較して有意な増加を

Table 1. Chromosome Aberration Test of Garcinia Powder CR: Short-term Treatment Method

Substance Dose ( ̸ ext{g/mL} ) Treatment time (hr) Recovery time (hr) S9 mix Number of analyzed cells Number of structurally aberrant cells Number of polyploid cells (%) Cell proliferation rate (%)
gap ctb cte csb cse frg Total (%)
gap
Saline 6 18 200 0 2 0 0 0 0 2 (1.0) 0 (0.0) 100.0
Garcinia Powder CR 125 6 18 200 0 1 0 0 0 0 1 (0.5) 0 (0.0) 95.5
250 6 18 200 0 2 0 0 0 0 2 (1.0) 0 (0.0) 98.0
500 P 6 18 200 0 0 1 0 0 0 1 (0.5) 0 (0.0) 101.5
1,000 P 6 18 200 0 1 1 0 0 0 2 (1.0) 0 (0.0) 101.9
2,000 P 6 18 200 0 1 0 0 0 0 1 (0.5) 0 (0.0) 99.8
MMC 0.1 6 18 200 0 47 101 0 0 0 131 (65.5)** 0 (0.0) 84.2
Saline 6 18 + 200 0 1 1 0 0 0 2 (1.0) 0 (0.0) 100.0
Garcinia Powder CR 250 6 18 + 200 0 1 0 0 0 0 1 (0.5) 0 (0.0) 113.1
500 6 18 + 200 0 2 1 0 0 0 3 (1.5) 0 (0.0) 118.4
1,000 P 6 18 + 200 0 0 0 0 0 0 0 (0.0) 0 (0.0) 109.1
2,000 P 6 18 + 200 0 0 0 0 0 0 0 (0.0) 0 (0.0) 100.4
4,000 P 6 18 + 200 0 1 1 0 0 0 1 (0.5) 0 (0.0) 107.9
B[a]P 20 6 18 + 200 0 20 63 0 0 0 70 (35.0)** 0 (0.0) 72.5

ctb, chromatid break; cte, chromatid exchange; csb, chromosome break; cse, chromosome exchange; frg, fragmentation; MMC, mitomycin C; B[a]P, benzo[a]pyrene

Fisher's exact test: Significant difference from control *: p < 0.05 , **: p < 0.01

P, precipitation